かぶろま投資ブログ

米国株とアジアの高配当株・バリュー株に投資。35歳MBA取得勉強中サラリーマン日記

行動経済学について学んでいきます

こんにちは
かぶろまです。

前回読んだ本、「説得の戦略」にて行動経済学にとても興味を持ちました。


どのような学問?

 

行動経済学は、通常の経済学が前提としている「人間は合理的に行動する」という
仮定そのものを否定し、人間の行動の非合理性に着目した経済学である。
ビジネスにおける人間の行動解釈や制度の設計などにも応用が可能

  GLOBIS治験録より  

よりビジネスに近い学問とのことで、僕の日々の営業活動にも生きるのではないかと思っております。
また、投資をする上でも、日々の交友関係でも使えるのではないかと考えております。



その中でも2017年ノーベル経済学賞を受賞したのがリチャード・セイラーという方です。

アメリカ・シカゴ大学の教授であり、ナッジ理論を確立した方。
従来の「人間は合理的に行動する」という経済学では不完全という理論を元に
人間行動を分析したとのこと。


ナッジ理論とは


ナッジとは「肘で軽くつつく」という意味です。
それは、人をある方向へと行動するように仕向ける、誘導するということです。

セイラー博士の本の冒頭にも出て来るのですが
男子トイレの小便器の「ハエの印」のエピソードがよく取り上げられています。
(日本では的🎯みたいになってますね)

男性は無意識でその的、ハエの印をねらって用を足したことがあるでしょう。

それは仕掛けられたもので、その印を狙うことにより、床への飛び散りが最小限になり、
結果、掃除の手間が少なくなる=経済的に有利に働いているとのことです。

この理論は様々な制度に応用されているとのことです。


おすすめ本


先程リンクを貼ったGLOBIS治験録におすすめ本が記載されています。

まずは王道!とおもいましたので、『実践 行動経済学リチャード・セイラー
から読んでいきたいと思います。

またレビューもしていきたいと思っておりますので宜しくお願いします!