【IYR】米国不動産リートへの投資:ウェルスナビ構成銘柄ETF
こんばんわ
かぶろまです。
前々回記事でウェルスナビでの採用しているETFをご紹介させて頂きました。
この中でのIYRがいまいち馴染みが無かったので少し深掘りしてみようと思います。
IYRは米国不動産全体に投資できるETF
正式名称は「iSares US Real Estate ETF」iシェアーズ米国不動産ETFです。
アメリカの不動産セクター株で構成される指数と同等の成果を上げることを目指しています。
ファンドの95%が不動産のREITに投資されており、以下にもありますが、アメリカの不動産銘柄に網羅的に投資可能となっております。
※以下画像はブラックロック社より
ETF情報は以下の通りです。(2018年4月11日時点)
・基準価格 $74.91
・分配利回り 3.86%
・経費率 0.44%
経費率(信託報酬)は高めに設定されておりますね。
分配金は4半期に1度です(3月6月9月12月)
直近の分配金は以下のようになってます。
・3月 $0.61
・12月 $0.87
・9月 $0.68
・6月 $0.72
・(3月) $0.75
ETFが設定されてからの基準価格のチャートです。
リーマンショックがあった2008年に大きく価格を落としてしまっていますが、それ移行は持ち直してリーマンショック前くらいまでのレンジに戻してきてますね。
【基準価格チャート】
ETFが設定されたときから分配金をすべて再投資に回した結果のパフォーマンスチャートとなります。
やはりリーマンショックの時に大きく値を落としてしまっておりますね。
ただ再投資を続けることで設定から5倍ほどの値をつけるまでになっております。
【分配再投資チャート】
不動産投資信託。米国内であワイヤレス通信及び放送用タワーの保有、運営、開発に従事する。一般通信サービス、ポケットベル、携帯電話を含む幅広い無線通信行向けに共用アンテナ等リースする
※Bloomberg
直近利回り:2.16%
ホケベルってのが気になる。。。いや気になるだけ。。
組入2位:サイモンプロパティグループ
地域モール、アウトレットセンター、コミュニティ/ライフススタイルセンター、国際物件を含む小売不動産を所有、開発、管理。Simon Property Groupはインディアナ州の顧客にサービスを提供しております。
直近利回り:1.95%
組入3位:クラウンキャッスルインターナショナル
ワイヤレス通信のためのタワーおよびその他のインフラを所有、運営、及び賃借。クラウンキャッスルは米国とオーストラリアのワイヤレス通信範囲とインフラを管理、提供
配当:4.05%
上位構成銘柄はこんな感じです。
不動産の中でも多くの分野に分散投資されております。
僕が思っているよりも多くの不動産の用途があり、自分のイメージだとREITって商業用不動産だったり、住環境でしたが、通信インフラを支えるタワーなども組み入れられておりました。というかむしろそっちが主流なんですね。
ウェルスナビでの不動産の割合
僕はリスク5(最高)で運用しております。
その中での現在のドル建てポートフォリオは以下の通りです。
不動産(IYR)の割合は5%程度ですね。大きくは株式で運用されております。
直近の分配金はこんな感じです。円貨換算されて入ってきてます。
(まあ手数料に消えていくのですが、、)
いづれにせよ、このポートフォリオの管理をロボにおまかせできるのがウェルスナビのいいところであり、自分で運用する手間はかなり省けます。
円もこのところ高くなってきているので(ウェルスナビはドル建てでの運用なので)、初め時としてはいいタイミングだと思います!
もし興味あればいかがでしょうか。