ロシアの農業がこれからとても伸びる理由
こんばんは
かぶろまです。
今回はロシアの農業についての考察です。
【目次】
なぜ、ロシアの農業がのびるのか
ロシアは1,700万キロkm2ほどの国土面積を保有しております。
その国土面積は世界№1であり、中国よりも広い面積です。
その面積は地球上の居住できる面積の1/8も占めています。
ただ、その国土の大半が亜寒帯及び寒帯の気候区分に属しており、決して農業に適した土地ではありません。
しかし、最近はこのような記事も飛び込んできます。
プーチン大統領もロシアの農業が上り調子であることを公言しておりますし、実際ロシアの食物の輸出量も年々増えております。
なぜロシアの農業が好調なのか。
その理由①は温暖化。
今地球規模の温暖化が進んでおります。
ロシアでも温暖化によりこれまで農業に適さない土地だったところが、生産に適した土地になってきたのです。
※余談ですが、ロシアWFでサッカーしている選手をみると、みんな暑そうでしたよね。
ロシア=年がら年中涼しいと思っていた私はびっくりしました。
(それが温暖化の影響なのかはわかりませんが・・・)
温暖化によりロシアの食糧の生産量は右肩上がりになっております。
これからもさらに気温が上がることにより、今まで農業に適さなかった土地が、農業に適した土地へと変わっていくのではないでしょうか。
理由の②は人口爆発
周知のとおり、いま世界の人口は増え続けており、30年後には世界的な食糧不足になるといわれております。
すなわち世界的な食糧の需要が今後より見込まれており、その需要に対する食糧の供給を行える国が今後強くなっていくことでしょう。
つまり、ロシアの広大な国土をバックとした農業は今後継続的に伸びていくといえるでしょう。
ロシアの農業に投資するには
となると、ロシアの農業に今のうち(ロシアルーブル価格もおちておりますし)に投資してみたいと思うかと思います。
SBI証券 では外国株としてロシア株を扱っております。
32銘柄ほど取り扱いがあるのですが、農業を行っている企業に直接投資することがむずかしいです。
(銘柄は銀行や軍需・エネルギー・鉄鋼が多いです)
その中でも農業関連株としては以下の銘柄がありました。
アクロン化学
アクロン化学は化学肥料の製造と販売をしている会社です。
農業には欠かせない農薬を作っています。
1株4,400ルーブルくらいですので、日本円になおすと1株7,200円。
10株単位で買えますので、最低72,000円くらいで購入できます。
売上も今後拡大していくことが見込まれております。
10年チャートです。右肩上がりですね。
ソレース
ソレースは自動車部品と農業機器を製造販売している会社です。
1株500ルーブルくらいですので、日本円になおすと1株900円。
10株単位で買えますので、最低9,000円くらいで購入できます。
売上はここ数年トントンで推移しています。
10年チャートです。
ロシアの農業に投資をしたいとなったら、アクロン化学に投資が一番よさそうです。
ロシアの農業性と投資の話でした。
☆ASEANの高配当株の話です