スターハブは利回り9%超のシンガポール株【STAR】(アセアン株)
こんばんは
かぶろまです。
アジアの高配当株シリーズ
今回はシンガポールの通信会社、スターハブ(STAR)についてです。
僕は通信会社のニーズは今後数十年は継続的に途絶えないと考えております。
このことはアメリカ・日本・中国に限らず、全世界共通だと思います。
それではスターハブについて詳しく見ていければと思います。
【目次】
スターハブはシンガポールの総合通信会社
スターハブはシンガポールの通信インフラ・エンターテイメント・デジタルソリューションを生業としております。
シンガポールでは第2位の立ち位置につけております。
スターハブのビジョン
デジタルイノベーションを鼓舞する
スターハブのミッション
すべての人、家庭、およびビジネスに世界クラスのコミュニケーション、情報及びライフスタイルサービスを提供すること
財務の状況について
ここ5年のEPSですが、以下の通りです。
最近はEPS(1株当たりの純利益)が下がってきてしまっております。
2016年度は19.7セントと20セントを割り込んでしまいました。
スターハブも高配当ではあるが、減配している
ここ3年のスターハブの配当履歴です。
※受け取り年ベースで色付けしています。
2017年期より1期にもらえる額が1株あたり5⇒4セント(SGD)へと減配しております。(1年で16セント)
ただ株価は2018年8月28日現在 1.64SGD なので利回り『9.82%』と高い数値を維持しております。
ただ今後も減配してしまう可能性はあります。
なお、1年で20セント時代は2010年から続いていたので久しぶりの減配にはなっております。
さすがにEPSが20セントを割り込んでしまっているので、それ以上の配当を行えなくなっているのだと思います。
スターハブのチャート
スターハブのチャートは以下の通りです。
最近ではずっと右肩下がりできております。
利回りも高いのはこれが理由でもあるかと思います。
今の株価が買い時なのか、ここからここ十年の最安値をさらに割り込んで下がっていってしまうのか、今く見極めないといけません。
もし買うのであれば、少し株価の復調がされてきてからでもいいかもしれませんね。
今後のスターハブ
現在スターハブはインターネット系のコンテンツで競争が激化しております。
携帯電話とケーブル放送のいづれの分野でも苦戦しており、そのせいでCEOが辞任するまでになっております。
今後スターハブに投資を試みる際は、業績をウォッチし、高配当に見合う業績をたたきだせているか、競合との競争に負けていないかをうまくとらえる必要もあると感じました。
ただ、その情報はなかなか日本にいるとつかみにくいと思います。
日本でもチャートは見れますので株価の反転を見てからでも投資を試みるのはいいのではないでしょうか。
(税金を考えなければ)年9%の株価の下落は損にならないくらい配当はよいのでうまく監視していければと思っております。
それでは、またー。