かぶろま投資ブログ

米国株とアジアの高配当株・バリュー株に投資。35歳MBA取得勉強中サラリーマン日記

サラナ・メラナ・ヌサンタラ(TOWR)は高収益のタワーレンタル事業者

こんばんは

かぶろまです。

 

本日は サラナ・メラナ・ヌサンタラについて考察していきたいと思います。ティッカーシンボルはTOWRです。

結論、企業業績もよく購入してもいいかなと思っているのですが、僕はもう少し割安になったタイミングで買ってみたいと思います。

 

f:id:hiroshi3healthy:20210211000004p:plain


【目次】

サラナ・メラナ・ヌサンタラとは

 サラナ・メラナ・ヌサンタラはインドネシアの投資会社です。インドネシアの無線通信事業者向けに、長期リース契約の下でスペースのリース、通信塔の所有、運営に従事する企業に投資しています。インドネシア国内では21,373のタのタワーを所有・運営しています。収益のほとんどはタワーレンタルによるものとなっております。2003年に設立され2010年に上場しております。運営しているタワーの数は順調に伸ばしているようです。子会社を通じてタワーを建設することもありますし、XLアシアタのような通信会社からタワーを買い取ることもあります。また小さなタワー会社を買収したりしてシェアを増やしております。

 

f:id:hiroshi3healthy:20210211005425p:plain

 

サラナ・メラナ・ヌサンタラの業績

サラナ・メラナ・ヌサンタラの3期分のPLをまとめてみました。

f:id:hiroshi3healthy:20210211005652p:plain

特筆すべきはその利益率です。営業利益率が60%以上だしています。利益率が高いビジネスなのですね。売上・利益ともに増収増益で遷移しており、2020,2021年期も増収増益の予想が建てられております。また事業もレンタルということでサブスクリプションモデルです。このことから長期で安定した売上を見込むことができるのだと考えております。

f:id:hiroshi3healthy:20210211232914p:plain



サラナ・メラナ・ヌサンタラのこれからの市場

 日本でもそうですが、スマホを皆が持つことになり、通信量・データ量が爆発的に増えております。スマホで扱うサービスもEコマースであったり、株取引、さらにはFintecということで電子決済の仕組みと多岐にわたり、広域での安定した通信が必要となります。そういった対応としてインドネシア政府もインドネシア・ブロードバンド計画という物を2014年より実施し、大統領令として実行しています。

 以下の表のようにインドネシア人口が増えるので、より通信の力は必要になることでしょう。それに伴い、投資も必要だと考えますが、サラナ・メラナ・ヌサンタラは利益を潤沢に蓄えておりますので、十分可能であると考えます。

 

インドネシアの人口の推移予想】

f:id:hiroshi3healthy:20210206010418p:plain

f:id:hiroshi3healthy:20210206010321p:plain

(情報元:世界の人口ピラミッド(1950~2100年

 

株価

f:id:hiroshi3healthy:20210211235311p:plain

Yahoo!Financeより)2021.02.11

 業績も好調ですが、株価も好調です。上場して11年が経とうとしておりますが、株価は当初の44ルピアから1000ルピアへと20倍になっております。(2018年に5分割しています)コロナの時には逆に9分の1になってしまっているようなボラリティの高い株になっていますね。

f:id:hiroshi3healthy:20210212000724p:plain

f:id:hiroshi3healthy:20210212000737p:plain

楽天証券 2021年2月12日)

株価が上がっていることで配当利回りは1%未満になってしまっております。ただし、PERは20倍です。成長株ですし、そこまで割高ではないのかなと思います。 売上も長期で約束されている側面もありますので、例えばコロナの時のような割安になったタイミングで購入してみるのがよいと思います。

まとめ

  サラナ・メラナ・ヌサンタラは業績がとても良い企業です。アニュアルレポートで長期既契約を結んでいるという記述もありますので、売上も今後安定して積みあがっていくと思います。ただし、継続的な投資は必要な分野です。その点でもしかしたら営業利益率は落ちているのかもしれません。とはいえ、超高利益率の企業でありますので、安くなったタイミングで買ってみたいと思います。 

それでは、またー。

 

 こちらの記事もどうぞ!

 

www.kaburomance.com

www.kaburomance.com

 


 

www.kaburomance.com