かぶろま投資ブログ

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牧野社長がいなくなったワークスアプリケーションズにもはや魅力はあるのか?!

こんばんは

かぶろまです。

 

衝撃的なニュースでした。

www.worksap.co.jp

 

ワークスアプリケーションズの創業者である、牧野社長が代表取締役社長から退き、さらには取締役からも離れるそうです。

後任の井上直樹氏は

井上直樹氏は、2017年12月当社取締役に就任後、2018年1月に取締役最高経営管理責任者に就任、同年3月には代表取締役も兼ねており、経営企画および管理全般を担当、現在に至っております。当社に入社以前は内外の金融機関および事業会社の事業変革に携わった豊富な経験を有しております。 

 とのこと。

 

フロンティアスピリッツをもって、日本のERP業界を変えようとしてきた牧野氏は離れ、事業改革が得意な井上氏にチェンジするという事ですね。もはや創業期ではないし、牧野社長でここまで事業がうまくいっていないので、当然の結果ではあるかと思います。

 

 

ただ、、牧野社長が離れてしまうのは寂しいですね。私はもちろんお会いしたこともないですし、外からみているだけの人間なのですが、ここまでワークスを創り、引っ張ってきた才覚はすさまじいものがあるかと思います。

たくさんのチャレンジをし、今まで日本になかった発想(無限採用・お金のもらえるインターン・出戻り制度などなど)でたくさんの人材を集めたワークス。

正直最後は人を採用しすぎてしまったのでは?と思う部分も多かったのですが、もはや国内の大手HRシェアが頭打ちに来ているなかで、グローバルに展開していかなくてはいけないという事でグローバル人材の大きな採用はやむを得なかったのではないかとも思います。※新市場での失敗ですね。

さらには多くの人間が、AC/SCM分野においてのワークスのコンセプトについていけず、訴訟と離反そしてそれを収めるためにさらに人を投入しなくてはいけないという悪循環に陥ってしまったことは問題であると考えます。※新製品での失敗

 

新製品でも新市場でも失敗してしまったら、HR分野でキャッシュカウ状態でいるのがいいとは思うのですが、それは牧野さんが許さなかったのでしょう。それでどんどん投資してどんどん赤字になって、株主もどんどん変わって、てんやわんやだったでしょうね。HR分野も切り離されてしまって、もはや打つ手なしかと思っておりました。

 

しかし、これで牧野さんはワークスから解放されといってもいいのではないかと思います。元々はワークスをもちろん1代で作り上げここまで大きくしたのでありますし、次のチャレンジに期待できるかと思います。牧野さんはまだ56歳という事でこれからもまだまだ働けるとおもいます。新しい事業を起こしてくれたら、その会社は要チェック!ですね。

 

そして、HR事業も牧野さんも失ってしまったワークスアプリケーションズには、残された魅力はあるのでしょうか。訴訟をなんとか乗り切ればキャッシュはベインからたくさんもらっているはずなので手は打てるかと思います。しかし、大量の余剰人員がいると思いますので、大幅なリストラが発生するのではないかと思っております。

 

※あくまで個人的ブログの意見です

 

それでは、またー。

 

持ち株会社に移行しているようです。

 

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 ★会社はあるんですが。。。

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★無限に採用はしちゃだめってことですね
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