南壮一郎著「絶対ブレない「軸」のつくり方」読みました。
こんばんは
かぶろまです。
この連休を通じて「絶対ブレない「軸」のつくり方」を読みました。
【目次】
著者のこと
著者は現在HR系のシステムベンチャー「BizReach」の代表取締役社長をしています。
南氏が社長になる前は、いろんな経験をなされているようで、社会人に入ってモルガンスタンレー証券⇒香港の投資会社⇒無職?個人事業主?⇒楽天⇒ビズリーチという経歴です。
ビズリーチはCMでもおなじみで知名度も上がってきましたよね。
渋谷にオフィスがあるのですが、僕も転職活動の時うけてみたり、転職してからもセミナーを受講したりしました。
セミナーでは南氏が直接講師として講壇に立っております。
いろんなプレゼンをしてきただけあってとても話すことがうまく、セミナーでも資料はあるのですが、ほとんど自分の経験を語り続けるというストリーテラーのスタイルでした。
本の概要
この本で伝わってくるのは南荘一郎氏の「行動力」です。
- 行動することでマイナスなんてない。ないのなら行動をおこそう。
- 常に上を向いている人にチャンスは舞い降りる
- できないよりできる方を考えポジティブに生きる
など、営業出身らしい考えてが常に伝わってきます。
人生これでいいのかなあ・・・なんて漠然と思っている方に僕はオススメの本です。
ええっ、そんなことしていいの?
南氏はスポーツビジネスに関わりたいと思い、金融マンだった時に活動をし始めます。
金融のビジネスで出会ったIMGの担当者の蒲田氏が「(スポーツに関わる仕事がしたいなら)僕ならウチの会長に手紙を書くけどね」と言われ、著者は目からうろこが落ちたといいます。
「ええ、そんなことしていいの?」と。
「なんでダメなの?」と返されて、それから南氏の「人生やって後悔する方が、やらなくて後悔するより100倍楽しい」という行動力の源泉になったのではないでしょうか
※IMGはスポーツマーケティングを行う会社です。
全力で仕事をしたモルガン・スタンレー証券時代
大学卒業後すぐにスポーツの世界に飛び込もうとした南氏ですが、スポーツマーケティングの第一人者、ジャック坂崎氏に止められます。
「日本のスポーツ業界では、ビジネスパーソンとしての土台をしっかり作ることはできない。まずは、しっかりとした大企業で3年から5年修行してから出直してこい。スポーツビジネスの世界に飛びむのはそれからでも遅くない。それからまた会おう」
そう言われ、モルガン・スタンレー証券に行くのです。
この本ではモルガン・スタンレー時代のことはあまり触れられていないのですが、かなり激務だったようです。
(この本では9時から夜中の2時3時が普通とのことでした。)
僕はこの経験こそが実は著者をすごく成長させたのではないかと思っております。
ここで、ビジネスの基本や資料の作り方、対客との折衝の仕方などをきちんと学べたからこそ、その後のビジネスや行動の戦略性が身についたのだと思います。
事実、金融業界を一念発起して飛び出して、お金が無い時に救ってくれたのは、CCCがM&Aの仕事をくれてお金を稼げたからとこの本にはあります。
(本の中ではCCCとの人脈がメインに記載がありますが)
自分で決めつけた限界を打ち破る10の言葉
第二章では「自分はどうせここまでだ」「自分の夢は実現しない」という決めつけた限界を打ち破る言葉が紹介されています。
これも南氏のこれまでの経験や体験を元にしているものです。
以下がその10個です。
- 自分の「欲」に素直になろう!
- 待っていてもドアは開かない、自分でこじ開けよう!
- チャンスは「上を向いた人」にだけ舞い降りる
- 「行動して、何も起こらないこと」はマイナスではない
- 「変化」をポジティブに受け入れる
- 最後の瞬間に、笑っていられるか
- 全力で駆け抜ける自分を、とことん信じよう!
- 面倒なことにこそ巻き込まれよう!
- 夢を語って迷惑する人はいない
- 人生は「失敗の回数制限」のないゲームだ!
自分の軸をどうやって見つけるか
自分の軸を見つけるにはやりたいことを1000個書き出せと南氏は言っております。
以前の記事で僕も100個書いてみたことがあります。
いがいと100個も書くのが難しいのですが、南氏は1000個書いてそこから自分の本当にやりたい軸となるモノが見えてくると言っています。
その1000個が人生の目標になります。
その1000個をうまくグルーピングし、それが軸となっていくのです。
南氏の場合は
- スポーツが好き
- 人が好き
- 商売が好き
の3つにグルーピングできたようです。
その軸に向かって
あとは行動あるのみです。
とにかく行動、失敗してもやらないよりもマシ。
というマインドで人生を豊かにすごしていきたいと思います!
☆こちらの本もオススメです!